笑顔溢れる神戸の未来… Kobe ambitious

 

活動報告 Activity report











 現在、西区や垂水区に住む、若年世帯の明石市への転出が続いている。このような状況を受け、西神中央エリアにおいて、西区役所や新たな図書館、音楽ホールの整備に取り組むと聞いている。
 西神周辺にお住まいの方にとって、住環境の向上や西神中央エリアのブランディングにつながるすばらしい取り組みであり、今回の整備を機にさらに大きな視点に立ち、明石市や三木市など、西区に隣接する自治体との連携を図ることによって二重行政の解消につながるのではないかと考えている。
 このように、神戸西部地域の広域拠点都市として、西神中央周辺に企業や文化・教育など、都市機能の集結を目指してはどうか。また、阪神・淡路大震災の経験を踏まえ、西区役所の建て替えに関しては、有事の際のバックアップ機能を備えた施設にすることも必要な観点である。
 中央区を中心とした活動拠点としての東エリアに対して、西部地域を中心とした西エリアに広域拠点都市ができると、新しい経済・生活圏域が市内にもう一つ誕生することになる。その結果、両方の拠点を結ぶ地下鉄西神・山手線沿線は、間違いなく活性化し、さらに、阪急との相互乗り入れが実現すれば、大阪との太いパイプラインが完成し、多くの人・物・経済が流通することにもなる。
 西神中央周辺に都市としての拠点機能が集結すれば、人口の流出を防止できるだけでなく、近隣市や大阪方面からも若者に選ばれるまちとして、新たな人口流入や経済効果が期待できる。
 市長が掲げる「成長し続ける持続可能なまち」を先頭に立ってリードする企画調整局として、各局の音頭をとりながら、このような大胆な都市のあり方として西部地域広域拠点都市を検討すべきと考えるが、見解を伺う。

 西神中央は、第五次神戸市基本計画の中で連携拠点と位置付けられている。
 複数の交通機関の結節機能、あるいは商業・業務・文化機能等の集積を図るとともに、隣接市など広域を対象とした拠点として、ターミナル機能など必要な連携機能の強化を進めるということであり、西神中央エリアにおける都市機能集積については、委員と同様の方向性を我々も有している。
 西区役所新庁舎についても、30年度から建物の設計が実施される予定である。また、人口約25万人を有し、中規模レベルの市に匹敵する行政区として、連携拠点としての存在感をさらに高めるという観点から、新たな西図書館の整備、あるいはホールの整備などを進めていきたいと考えており、まずは、行政施設の充実を着実に進め、西神中央エリアの拠点性を高めていきたいと考えている。
 一方、近年は居住地選択をする上で、交通利便性がより重視されるようになっている。市や区といった行政単位以上に、鉄道路線の沿線間での競争が激化している状況であるため、これまで以上に、地下鉄沿線全体として、若者・子育て世帯のニーズに応じた、居住地としての魅力向上を図っていく必要があると考えている。
 今後、神戸市全体として施設配置の見直し、あるいは従来の発想を大胆に変えていくような検討も必要であると考えており、西部地域の広域拠点都市ということも十分に視野に入れながら、防災面など様々な観点から、各局と連携をとりながら検討を進めていきたいと考えている。

 西部地域の拠点について、そこまで考えているとは思っていなかった。ただ、他都市、隣接している地域、区というのは、それぞれの関係を意識するところがあるので、敵対するのではなく、連携を図り、お互いに何か新しいことをする際に、例えば、距離が近いところに双方がつくるのではなく、片方だけにという調整を図り、そこで浮いた予算を違うところに回すという連携が必要ではないだろうか。
 そういった広域連携拠点として、例えば西区を中心とした大きな枠での連携を図ることで、選ばれるまちとしての機能が果たされていくのではないかと考えている。
 一点伺うが、有事の際のバックアップ機能については、企画調整局が答えを出せるわけではないと理解しているが、今申し上げた観点についてどのように考えているのか。

 23年前の阪神・淡路大震災を思い起こすと、やはり区役所は様々な点で防災の拠点になり、それが大きな役割を果たしてきたという経験、あるいは今後に向けての教訓を持っている。そして、今後の南海トラフのことを考えると、一区役所、一市役所ではなく、やはり広域の視点は欠かすことができない。今後、様々な施設を考えていく際には、一例として、防災の広域拠点という観点を念頭に置いていかなければならないと考えている。

 今後、西区において、区役所の建て替えや音楽ホールの整備、そして新しい図書館の整備などが行われる。これを核に、地域全体を盛り上げ、西部地域広域拠点都
市としての新しい機能を持つことによって、中央区に匹敵する拠点が山間部にも誕生し、西区近隣の三木や明石などの地域にも波及効果が広がっていくのではないだろうか。それによって、地下鉄沿線がさらに盛り上がっていくという流れを、是非ともつくっていただきたい。






 神戸市の人口が減少しており、地下鉄の西神山手線の乗降客数及び収入が下がり始めている。ニュータウンがオールドタウン化し、まちづくりは岐路に立っている状態だ。そこで、西区を魅力と活気のあるまちにするために、神戸市西部の拠点を、西神中央地区において整備する必要があるのではないかと考えている。
 今後、文化・芸術ホールや新しい図書館が整備されると聞いているが、西区だけでなく、市域を超えて沿線住民も訪れたくなるような施設整備をしていただきたいと思う。そのためには、各局が局内の発想のみで進めるのではなく、市として一本化されたビジョンに基づいた上での、事業を進めてほしい。
 そこで、これから西区役所が整備されていくのだが、ホールや図書館と同様に、ランドマークとなるようなものとするのと同時に、阪神淡路大震災を経験した神戸市として沿岸部ではなく山間部に有事の際の防災拠点も含めた市役所のバックアップ機能も兼ね備えたものにしてはどうかと考えている。
 また、区役所に訪れるまでの動線も含めて検討していく必要があり、バリアフリーや雨に濡れないなどの配慮は当然ながら、自動車での来訪も考え、前面道路の幅員を広くとることが必要だと考えるが、この点についても見解を伺いたい。



 第五次神戸市基本計画「神戸づくりの指針」においても、「めざすまちの姿」の中で、西神中央は「連携拠点」と位置付けており、複数の交通機関の結節機能や商業・業務・文化機能等の集積を図るとともに、隣接市など広域を対象とした拠点として、ターミナル機能など必要な連携機能の強化を進めることとしている。 そういった中で、玉津地域にある現西区庁舎は老朽化・狭隘化が進み、また一方で西神中央地域は昭和五十七年の分区当初より大幅に人口が増加し、西神地域での行政サービスの充実が求められてきている。そのため、区民まちづくり会議での議論あるいは意見募集等を踏まえて、西区庁舎を西神中央地域に移転することとしたわけである。
 このほかにも、ご指摘のあった新たなホールや新しい図書館の整備など、やはり市全体として、神戸市西部の拠点としてのまちの魅力、あるいは活気を意識したまちづくりを進めていかなけれはならないと理解している。市民参画推進局としてもそのような視点をもって、所管部局と連携しながら、取り組みを加速していきたいと考えている。
 庁舎の整備については、昨年の6月に西区庁舎整備基本計画を策定しており、商業施設の北側にある立体駐車場の位置に新区庁舎を建設し、この新区庁舎の北側に新たな立体駐車場を再整備する計画としている。そのために動線の考え方としては、区庁舎と北側に再整備される立体駐車場を連絡橋で接続する。それから南側の商業施設とも連絡橋で接続する必要があると思っており、アーケードの設置などバリアフリーや雨に濡れない動線整備を検討していかなければならないと考えている。
 新しい区庁舎を含む周辺の動線計画を、より区民にとって利便性や回遊性の高いものとしていくかということだが、そのためにはやはり、新しい区庁舎と再整備される立体駐車場、連絡橋それから今ある周辺の既存施設を一体的に整備し、管理・運営していくことが効果的であると思う。そのために立体駐車場を含む周辺施設を現在、多数所有し管理・運営を行っている株式会社OMこうべを建設主体として整備を進め、市が新区庁舎を賃借することと考えている。
 今後、新区庁舎の具体的な整備内容の具体化を図っていくが、それにあたり周辺施設と連携した地域の拠点、あるいはにぎわいづくりの観点も念頭に置き、株式会社OMこうべとも十分協議しながら検討していきたいと考える。
 また、道路の問題等の指摘もいただいた。このあたりについては道路管理者とも、どういったことができるのか相談をし協議をしていきたいと考える。



 バリアフリーの観点から答弁をいただいた。
 駅から考えると距離がある。登って行く状態にもなる。雨の日は大回りをして行かないとなかなか辿り着かないような場所にあるので、もう少し短い距離で行けるようにしてほしい。場所的に問題があるかもしれないが、例えば、プレンティーホールのあたりにエスカレーターを設置するなど、そういった視点で考えていただけると、利用者は非常にありがたいと思う。
 市民参画推進局としては、横断的に考えていく中で、担当局ではないかもしれないが、有事の際の防災拠点も含めた、本庁のバックアップ機能として、沿岸部に都市が集中している。大手企業でも何か有事の際に、機能不全にならないようにすることが非常に大事であり、そういった準備を完了しているところが多いと思う。西神中央の工業団地においても、ある企業がそういう集積機能を置いている。
 やはり、西区役所を市役所のバックアップ機能も兼ね備えたものにするべきだと思うが、見解を伺いたい。



 区庁舎は、防災活動拠点であるため、災害が発生した場合に、迅速に十分な対応を行えることが当然必要であり、そういった視点を持って、新区庁舎の整備を取り組んでいるところである。
 私自身も、ある民間企業で西神中央のところに有事の際のバックアップ機能を整えた施設に、視察に行った。そういう事例があることも承知している。
 市役所のバックアップがどこまで、どれくらい必要なのか、危機管理室では考え方を持っていると思うが、いざという時に滞らないように、平時から考えていく必要があるので、関係部局と連携しながら取り組んでいきたい。



 それを聞いて少し安心した。
 どこまでバックアップが必要なのか、確かに難しいが、我々は阪神大震災を経験した都市なので、備えることで、他都市に対する示しにもなる。神戸市に住めば、何があっても守ってもらえる、住民サービスを滞りなく何があっても遂行ができる都市、強い都市だということを前面に出していく部分のアピールも必要だと思う。
 前面道路の部分の話だが、現在、コンビニや塾が密接している通りで、道路の幅員が非常に狭く路側帯がない。二車線の道ではあるが、塾の送迎等で車を停めている人が多い。そこに区役所が建つことで、さらに交通量が増してくると思う。こういったことを踏まえると、最初から、幅員を広げる計画で進めていくほうがいいのではないか。
 それから、シスメックスが道を挟んで反対側にあるが、その交差点はUターンする車が多い。左側に膨らんでから、右にUターンする車が多い。事故を起こしそうになる。そういう車がさらに増えてくることも十分に考えられる。交差点については県警になると思うが、こういった点も踏まえて新庁舎建設に向けた考え方を聞かせてほしい。



 道路も含めて、新庁舎への動線については、出来るだけ安全で快適にすることが大事だと思っている。
 今後、区役所ができることによって車両が増えることも勘案しながら、対応を考えていく必要がある。
 幅員を広げることについては、これからの検討になるが、かなり大幅な調整がいる事柄だと思われる。
 ただ、Uターンする車両などの交通問題については、道路管理者以外に、信号や横断歩道の取扱いなどを所管している警察署との協議がポイントになってくるので、どういった周辺の環境改善ができるのか、どういう風にすれば、安全で快適な動線を確保できるのか、可能な限りの対応を考えていきたい。



 道路管理者との協議は当然であるが、そこに問題意識を持って協議をするかどうかが非常に大事である。しっかりと問題意識を持っての交渉をお願いしたい。
 一点、確認したいのだが、塾やコンビニがある通りに駐車している車が多く、通行しにくい。その点について、どう考えているのか。



 問題意識は持っている。解決策として、警察の取り締まりというアプローチが効果的なのか、横断歩道、信号機の設置が必要なのか、具体的な提案を伝えながら警察署とどういった解決策があるのか探っていければと思う。



 問題意識を持っているのは非常にありがたい。
 問題意識を持ったうえでの協議を詰めてもらいたい。






 西神中央駅を中心とした西神地域にも人口を留めることが重要であり、明石や三木、稲美町等の周辺地域からも選ばれる都市の創造が必要である。この度、新西図書館の整備に関する基本計画を策定するとのことだが、単なる移転拡張ではなく、そのベースとなる考え方やこれからの西区を中心とした拠点都市のまちづくりとして目指すべきビジョンを明確にし、その上で必要な魅力ある図書館を整備する必要があると考えるが、西図書館の整備に関する考え方について伺いたい。



 西図書館については、今年度、西区民センターのビル内での拡張を考えていた。しかし、本の荷重や耐震壁が邪魔になる等の問題点が出てきたため、みなと総局が所管する美賀多台のリザーブ用地に移転していく方針となったところである。そこでは、芸術文化ホールの整備も予定されており、整備方式については公設民営型のコンペ方式で民間事業者からの提案を募り、民間ノウハウを活用する形での整備を検討している。教育委員会としては、民間事業者の自由な発想やノウハウを活用しながら、新しい図書館の整備を考えていこうということで、30年度は基本計画を策定することとしている。ご指摘のとおり。単なる移転拡張ではなく、神戸の西部地域の拠点となるような魅力ある地域図書館を目指してまいりたい。



 いまの答弁からすると、基本的には手狭になったので広いところに移転するということだと思う。しかし、前述のとおり、西部地域にも拠点都市としての機能を持たせていくのであれば、単なる移転拡張ではなく、全体のベースを共有したうえで、みなと総局のみならず各局との連携を図り、図書館や芸術文化ホール、西区役所を、どういった形でどれくらいの規模が必要かを考える必要がある。民間ノウハウを活用しながらコンペ方式で実施するとのことだが、ベースとなる考え方を持ってコンペの依頼をするべきであり、それがなければ単なる移転拡張になってしまうと思う。そのあたりについての考え方をもう少し深掘りして伺いたい。



 ご指摘のとおり、西部地域の中心的なまちづくりを行うには、主には担当するのはみなと総局という形になるかと思う。西神をセンター地域として魅力を高めていかなければならないということで、みなと総局、市民参画推進局、交通局といった市の関連部局がそれぞれ情報共有しながら連携しつつ、各々の事業目的に沿って進めていかなければならない。教育委員会としても、全体の目標を見据えたうえで、西区にふさわしい、あるいは神戸の西地域にふさわしい、人口規模に合った図書館というだけでなく、西神地域の図書館が果たす役割、例えば子育ての問題や人口減少の対応への効果や影響を含めて、これから考えてまいりたい。



 これからなので、具体的な答弁はなかなか難しいことは承知している。みなと総局や交通局とも連携するという話もあったが、地下鉄の乗降客数も減っているし、売り上げも減少に転じていると聞いている。このほか、阪急電鉄との相互乗り入れの話もあり、実現するかどうかはこれからの話であるが、西部地域に魅力的な都市が誕生すれば、当然、民間である阪急電鉄も相互乗り入れについてもっと踏み込んだ考え方になるのではないかと思う。そういったひとつの拠点都市の一角ではあるが、やはり図書館についても、あくまでもただ広いところに移転するのではなく、全体のベースを関係者で共有して作り上げたうえで、どういった図書館が必要かを考え、そこから公設民営の委託事業という形に変わっていくように整理していただきたい。意気込みを伺いたいがどうか。



 道路も含めて、新庁舎への動線については、出来るだけ安全で快適にすることが大事だと思っている。
 今後、区役所ができることによって車両が増えることも勘案しながら、対応を考えていく必要がある。
 幅員を広げることについては、これからの検討になるが、かなり大幅な調整がいる事柄だと思われる。
 ただ、Uターンする車両などの交通問題については、道路管理者以外に、信号や横断歩道の取扱いなどを所管している警察署との協議がポイントになってくるので、どういった周辺の環境改善ができるのか、どういう風にすれば、安全で快適な動線を確保できるのか、可能な限りの対応を考えていきたい。



 西図書館については、非常に狭い、滞在するスペースが無い、といったご意見を区民からいただいている。人口は西区が一番多い一方で、ご指摘のとおり、西神地域、あるいは市外の西部地域も含めて、中核的な都市になるべく、戦略を持って進めなければならない。全市で人口当たり面積が最も狭い図書館であるが、中核都市の様な図書館となるべく、頑張って整備してまいりたいと考えている。






 学校教育において、児童生徒の「生きる力」を育むことは非常に大切である。将来の目標を持ち、その実現のために今どうあるべきかを逆算して考えることで日々の積み重ねがその目標の達成へと近づいていることにつながり、いまの努力が何のためにしなければならないのかが明確になると思う。仮に受験などに失敗してもそれで人生が終わるわけではなく、少し遠回りになるが、再び夢や目標を設定して、新たに挑戦できることなどを教えていくことが重要ではないかと思う。
 教育委員会では、自分の将来を意識できるように「キャリア教育」などにも取り組んでいるが、ついては、この「生きる力」について、教育委員会ではどのように捉え、どのように育んでいこうと考えているのか見解を伺いたい。
 学校教育だけではなく、当然、家庭内での教育についても大事な部分でもあるが、教育委員会側から、学校側からできることをしっかりと考えて進めていただきたいと思ってお伺いする。



 「生きる力」については、現行の学習指導要領で、基礎・基本を確実に身に付け、いかに社会が変化しようと、自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力、自らを律しつつ、他人とともに協調し、他人を思いやる心や感動する心などの豊かな人間性、たくましく生きるための健康や体力、と定義されており、全ての教科指導や学校教育活動において、育むこととされている。
神戸市のキャリア教育では、小学校6年間を「地域の人々の仕事や役割等から学ぶ時期」、中学校を「自分の将来を見つめた職場体験から学ぶ時期」、高等学校を「具体的な職業選択や社会参画の時期」と捉え、全ての教科指導、学校行事等において、発達段階に応じた取組を行っている。
 具体的には、小学校では、「他学年との交流」や「1/2成人式」、「街の施設や仕事調べ」、「職場見学」等の取組を通して「働くこと」「勤労を重んずる態度」等を育んでいる。
 また、中学校では、「職業調べ」や「トライやる・ウィーク」等の体験を通して、勤労観・職業観を形成し、「進路講話」「高校見学」「進路計画立案」等を通して、希望進路の実現に向けて取り組んでいる。
 高等学校では、就業・社会参画の移行を見据え、望ましい勤労観・職業観等の価値観の形成・確立を目標とし、「職業人インタビュー」や「卒業生を囲む会」「キャリアプラニング」「インターンシップ」等を実施している。
義務教育の9年間及び高校と通じて、成長に応じた取組を行っている。
 新しい学習指導要領の文部科学省の説明会においても、「新たな価値を生み出していくために必要な力を身に付け、子供たち一人一人が予測できない変化に受け身で対処するのではなく、主体的に向き合って関わり合い、その過程を通して、自らの可能性を発揮し、よりよい社会と幸福な人生の創り手となっていけるようにすることが重要である。」と言われている。次期学習指導要領の柱のひとつにもなっている。
 主体的、対話的で深い学びを通して、さらに学びを人生や社会に生かそうとする力を身に付けることも重視されている。
 いま学校現場で盛んに言われているように、子供たちに自己有用感や自尊感情を身に付けることが重要となっている。自らの命を絶つようなことがないよう、社会にとって自分は大切な存在であることを、学校期において学んでいけるように、今後とも、神戸市では、知・徳・体のバランスのとれた「生きる力」の育成に取り組んでまいりたい。



 就業、勤労観を学ぶことは非常に大事な部分であると思うが、生きる力と社会に出ていく準備と、少し違った部分もあるかと思う。以前にも同様の質問をしたことがあるが、何があっても生きていく、希望をなくさないことがとても大事だと思う。例えば、受験をするときに、ここの学校に合格するということを目標に勉強をするが、受験に失敗したときの逃げ道が全くなくなってしまうのではないかと思う。受験に失敗しても、その先の、自分が将来どのような仕事をしたいか、長いところに目標を置くことによって、そういう仕事に就くためにどういった学校に行けばよいのか、ということで、大学や高校の選択肢が決まってくるかと思う。ただ、その選択肢はひとつではなく何通りもあって、失敗しても違う道を歩むことで最終的には諦めなければ目標を達成できるという考え方を、学校においても教えていくべきではないかと考える。生きる力ということを、神戸方式で考えて作っていくことは可能だと思う。子供たちが、いつまでも明るくて心豊かに育んでいく、予算説明書にも「人は人によって人になる」「心豊かにたくましく生きる人間の育成を掲げ」とあるが、これを目標にどういった教育をしていけばよいのか、生きる力とは学校で教える勉強以外のところでどうやって育んでいけばよいのか、そういった観点からもしっかりと考えていただきたいがどうか。



 ご指摘のとおりである。自分は将来どのような生き方をしたいのか、どういう社会に役立つ人間になりたいのか、職業もそのひとつだと思うが、それに向けてどの学校に入るかというのは、ひとつの過程であって、その学校に入ることが最終目標ではないということを、進路指導を通じて学校のなかでも生徒とのやりとりを行っている。小学校1年生から中学校3年生までの発達段階に応じた生きる力、例えば小学校1年生では「仲良く」といった平易な言葉で始まり、やはり友達と一緒に集団生活を築いていく、友達を大切にし自分を大切にすることをスタートとして、少しずつ社会に目を向けていく、そういったスモールステップがあると思う。ご指摘のように、ひとつひとつの段階を子供たちに学ばせていくことを、本市でもしっかりと取り組んでまいりたい。



 自信を持たせるのは大事なことだと思う。ひとつの考え方であるが、自信を持たせるいくつかの方法のひとつとして、日本の偉人の話をしていく、歴史に学ぶことがあると思う。過去に先人がこういう素晴らしいことをした、ということを学ぶと、日本人としての誇りと自信につながっていくと思う。以前、元市職員の前畑氏と、このことについて熱弁したことがあり、是非ともそういった形で日本の教育を変えていきたいな、という話をした。前畑氏は、書籍の監修のスタッフもされており、市職員の皆さんのなかにも、教育委員会に関わっていない方のなかにも、熱い思いを持った職員がいることに、私も非常に嬉しく感じた。そういうひとつの例ではあるが、子供たちに、心のなかから自信を持たせるという意味でのキャリア教育のひとつの考え方として、偉人の話をしていくことによって、自信につながるような取組もしていただければと思う。見解を伺いたい。



 委員ご指摘の通り、先人や偉人について学ぶことは重要であり、子供たちが偉人の伝記を読むことで、勇気とか生きる力を巻き起こすことに非常に有用であると思う。
小学校社会科では、医学者の野口英世や北里柴三郎、女子教育の先駆者とされる津田梅子、また、防災の関係では、「稲むらの火」として有名な濱口儀兵衛らが教材として教科書に掲載されている。
また、中学校道徳の副読本では、湯川秀樹、米沢藩藩主の上杉鷹山、俳人の正岡子規などを取り上げている。
 また、神戸市としては、より身近に感じられるよう、地域ゆかりの偉人も取り上げており、小学校道徳の副読本では、柔道家の嘉納治五郎、洋画家の小磯良平、指揮者の朝比奈隆、また、時代は少し遡るが、中学校道徳の副読本では、高田屋嘉兵衛などを取り上げ、多様なチャレンジ精神や力強い生き方、また偉人の悩みなどにふれながら、生き方の自覚を深める学習を行っている。
 児童生徒に生きる力を身に付けさせるには、「知・徳・体のバランスの取れた力」を育てることが必要であり、児童生徒が感銘を受け、自らの生きる力を育む糧となる学習を、今後ともすすめてまいりたい。



 「人は人によって人になる」という言葉からすると、日本人を作るのも日本人ではないかと思う。これも、以前に話したことがあるのだが、私の22歳の娘が小学校1年生の頃に、君が代を習うのだが、隣のクラスでは先生が君が代を教えなかった。隣のクラスの友達に君が代を知っているか訊いても、知らないとのことだった。その先生の教室では、自分の思想を訴えて教えないと言ったそうである。もう10年以上も前のことなので、いまはそういった教員がいないことを信じるが、限られた空間の教室の中で、ひとりの教員の思想によって、教育を欠落させてしまうようなことがあってはならない。そういうことから、「人によって人になる」という部分が達成できないことにつながってしまう。一生懸命に教育委員会の皆さんが旗を振っても、現場で全く違う方向を向いている先生がいると、とても残念だと思う。いまはいないかも知れないが、そのあたりについてはどういった管理をされているのか伺いたい。



 国歌については、学習指導要領において取扱が定められており、小中学校で若干扱いは異なるが、しなければならないことになっている。前回の指導要領においても、必ず指導することとされている。



 必ず指導することとなっていても、教室で先生が本当に指導しているかどうかは解らないと思うがどうか。



 小学校においては、学校行事等として指導することとされており、特別活動や行事、式典等で歌うことで指導することになっている。



 もうひとつ、これもひとつの考え方として参考に聞いていただきたいが、子供たちの教育のなかで、私が昔から大事な部分だと思っているものがあり、紹介させていただく。
 知っている方も多いとは思うが、ドロシー・ロー・ノルトという方の言葉で、皇太子殿下も引用されたこともあるが、少し省略して御紹介させていただくので、詳しくはインターネット等で御覧いただきたい。「けなされて育つと子供は人をけなすようになる。とげとげした家庭で育つと子供は乱暴になる。子供を馬鹿にすると引っ込み思案な子になる。励まし合えば子供は自信を持つようになる。広い心で接すればキレる子にならない。愛してあげれば子供は人を愛することを学ぶ。見つめてあげれば子供は頑張り屋になる。」こういった詩であるが、言い当てているところがあると思う。教育現場で活用できるのであれば、どんどん良いものは取り入れていただくよう要望する。






 地域の活性化に関しては後継者の問題や補助金制度の拡充なども含めて、地域・まちの活性化に繋がる大切な部分であり、ソフト・ハード両面で整備していかなければならない。
 ニュータウンに関して、例えば、現在、かりばプラザのリニューアルの検討を進めているが、近隣センターだけを綺麗にするのではなく、西神中央全体を見て、,駅前に何らかの拠点を作りながら近隣センターと繋げていくなどしてはいかがか。
 千葉県のユーカリが丘の事例にもあるように、高齢者が駅前に移り住むようマンションを建設し、駅から離れた戸建住宅にリノベーションを施し、若年世帯に住んでもらうといった循環を作り出しているようだ。そのように良い部分は他都市の真似をして、ニュータウンに限らず、神戸市全体の地域の活性化に繋げていただきたいと思うが、いかがか。



 オールドタウン化対策を考える上で、住み替え機能の充実は大変大事な課題であると考えている。本市では、現在名谷南センターにおいて、リニューアルと合わせて住み替え機能の充実を進めていく予定である。また、既に六甲アイランドでは、地域の住み替え機能を付加した高齢者住宅の供給に取り組んでいる。ただし、これらは中高層住宅が主体となる地域であるため、西神住宅団地のような戸建主体の住宅地は今後初めて実施することとなる。
 かりばプラザについては、抜本的なリニューアルを進める事として、地域住民の意見をいただいているが、その中でリザーブ地の活用を図りながら、住み替え機能の構築を図っていきたいと考えている。合わせて、駅周辺の未利用地の活用や、その次となるかすがプラザのリニューアルにおいても、若年世帯の呼び込みを念頭に置いた住み替え機能の検討を進めたいと考えている。



 近隣センターのリニューアルについては、地域の意見を吸い上げながら、共に良いものを作るという観点で話が進んでいると承知している。それも大切だが、まち全体の中で核となる場所から,近隣センターへ広げていくというコンセプトも大切だと思う。各地域に高齢者が多いため、高齢者専用の地域とならないよう、全体のバランスを見て世代間が混在した地域をいかに作るかが大切だと思う。その辺りの観点からもよろしくお願いしたい。

『子は親の鏡』 ドロシー・ロー・ノルト
けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる
「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる
子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる
親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる
叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう
励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる
広い心で接すれば、キレる子にはならない

誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ
愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ
認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる
見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる
分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ
やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもは、やさしい子に育つ
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば、
子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる




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